文具店で筆記を担当していて
ちょっとイラっとすることあります
他の小売りでもあるかもしれないけれど
「店頭にあるものじゃなくて新品を出して」って言われること
これは店頭で縦ざしに展示されている
消耗品のボールペンやシャープペンのことですよ
ジェットストリームとかサラサとかフリクションとか
極々一般的な商品のこと
先日パイロットのジュースアップという200円の商品の05が新たに発売になり
先発の03、04も含めて展開しました
サイズごとにサンプルの試筆品を出しているにもかかわらず
レジに持ってくるなり
「みんなが使ってるでしょ!、新しいのを出して」
その言葉を受けて
「みなさん、試筆品で試していらっしゃると思いますが!!」
勝手に商品使っているのはアンタだよ!!(心の声)
たしかにゲルなどの滑らかなインクのペンはインク止めが付いているものもあります
でも、全メーカーがそうしているわけではありません
新商品のセットものには最初から試筆用のペンがついてくることもあるけれど
すべてのペンに試筆をつけるのはメーカーの協力がなければできないし
協力してもらえなければ、店分としておとすしかない
試筆品のシールをつけておいても
商品で試し書きをする人はたくさんいます
散々試しておきながら、奥の商品とっていく人もいますから
金額の問題ではないけれど
ある程度値の張る商品をプレゼントしたい方が
メーカー取り寄せした新しいものを欲しいというのはわからなくもありません
それぞれの価値観といえばそれまでだけど
常識的な範囲ってあると思う
新しく買ったシャープペンが使えないって、まるで不良品を買わされたみたいに持ってきたら
シャープ芯のサイズが違っていたとか
筆ペンのインクが出ないって騒いでいると思ったら
リングを外してないとか
こういうのも筆記あるある
最初は憤懣やるかたないって雰囲気で来店されても
帰りはにっこり!
こちらも毎度のことで笑ってすませられるけれど
店頭にある消耗品に関して新品を出せって言われるのは、すごく後味悪く感じます
写真は岡山デニムのブックカバー
3センチ以上の厚さのある文庫本でもOK
こういう融通が利いてしっかりしているのが好みです
父の日用プレゼントのコーナーに並べてあったけれど
女性だってこういうタイプ好きな人いるはずです
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