ジュンク堂で見つけた「脇役本 ふるほんに読むバイプレーヤーたち」
最初に見つけてから、3回通って買った本です
濱田研吾著 右文書院
実はこちらは2005年の本
2018年ちくま文庫から増補版がでているのです
当然増補だから何らか加わっているはずだし、文庫だから安い
どちらにしようか迷った
最終的に右文書院版に決めた理由は紙質
それぞれの役者さんが出した本や、亡くなられてから遺稿集の形でできた本の表紙写真が
ちくま文庫版ではわかりにくいのです
取り上げている俳優はツボの方ばかり
ほとんどの方が明治生まれで平成のはじめまでに亡くなってます
山形勲、加藤大介、有島一郎、小沢栄太郎、加藤嘉、草野大吾、内田朝雄、中村伸郎等々
小中高校生時代によく見た人たち
何を見ていたのか全く覚えていないけど、その表情は今も強烈
舞台も映画も、ドラマも、歌舞伎も、芝居っていう芝居は腕のいい脇役がいてこそ
大きな花が咲くって思ってます
悪役だったり、クセがつよかったり、いやらしい小悪党だったり
そんな強い印象を残した俳優の意外な素顔がかいまみえるところも楽しい
役者としては地味でも、劇団のために奔走したり
文学や詩や俳句を愛したり
それぞれに味があります
脇役ってものを初めて意識したのが
「殿山泰司」
この人の本はとにかく楽しい
趣味のジャズやミステリーに関したこと、世相のこと、女性のこと、仕事の現場のこと
グズグズの話も湿っぽくなく
誰にも愛されたであろう人柄がにじみでてる
TVで何ともいやらしいオヤジを演じている人としか意識していなかったのに
「三文役者あなあきい伝」を見つけ俄然注目
大学でシネ研に入ったことで邦画も見るようになり
「縮図」、「裸の島」、「泥の河」など忘れられない作品多い
「殿山泰司のしゃべくり105日」講談社
こちらは第一刷発行昭和59年8月30日
大学4年生だった私は即買いしたに違いない(笑)
これは南伸坊の挿絵、イラストが可愛い本です
脇役にはまったのは今に始まったことではないけど
今回の「脇役本」との出会いで
そちら側にググっと寄っていきそうな予感
やはり
神保町に通う日も近いかも!!
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